Open Source ERPS – Compiere

私がこのソフトのことを知ったのは、ちょうど一年弱前のことだった。




当時、ERPシステムを学ぶ学生だった私は、アサイメントをこなすのに必死になっていた。そんなある日、同じ科の友人から一通のメールが届いた。

アサイメントでリファレンシングに必死になるよりも、もっと有意義にスキルを磨こう。これから絶対注目されるオープンソースのERPシステムの導入プロジェクトをスタートさせようと思うので、やる気のある人はこの指とまれ!人数が集まったらミーティングの日取りを後日連絡するから。

そのメールには、テクニカルエンジニアからコンサルタントに至るまでの、色々な役割が書かれていた。私の胸は高鳴った。

SAPの環境を自宅に、というのは私にしてみれば考えられないことだった。高価なソフト。インストールについては授業でやったから出来ないことはないだろうと思った。でも買えない。そんな時、オープンソースというのは私たちにとっては希望の星でもあった。すぐにでもそのプロジェクトに加わりたいと思ったのだが、私はサマースクール(ERP applications -SAPコンフィギュレーション)を申し込んでいたので、そのアサイメントできっと忙しいと思い、本格的に貢献することはできなかった。が、結局、そのプロジェクトは、オーストラリアではオープンソースERPの市場があまりにも小さいのでは、という話が出てトーンダウン。私はというと、その後も、Compiereに対する憧れが萎えることがなく、既に学生ではなくなった今、重かった腰を動かそうとしているのだ。

とりあえず日本語版を作成しなければならない。日本語も韓国語も、誰も手をつけていない。これからそれに着手しようと思っていた矢先、新バージョンのランゲージキットの中に、JPパラメータを発見してしまったのだ! まだどこの誰がその日本語化プロジェクトをやっているのかわからない。公式パートナーには日本企業はリストアップされていない。(しかし既にこのソフトのパートナーは世界で50社を超え、中にはパートナーとして名前を公開したくない企業もあって、そんな中に日系企業もあるのではないかと考えたりもしている。)でも関係ない。競合したって関係ない。一社が全ての顧客サポートに回るわけでもない。何といっても私には、技術面だけではなく、ERPシステムの真髄である思想が染み付いている。そんなこんなの多方面から、このソフトを見ていきたいと思っている。
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