ERP5 – open source ERP/CRM

まだしっかりと読めていないのだが、オープンソースのERPということで言えば選択肢に入るかなと思っている。




Zopeというオブジェクト指向のWeb Application Serverをベースにしている(Pythonというプログラミング言語で書かれている)。で、何故私がオープンソースを探しているかというと、中小企業にとってSAPなどの高価なソフトを使って、本当に投資対効果が得られるのか、という疑問があるからなのだ。


友人が言っていたのだが、彼が大学院に戻ってSAPの勉強をすることになったのは、同じエンジニアと言っても、SAPコンサルタントというだけで、ペイが高い人達を見たからだそうだ。要するに、システム導入時には、ソフトウェアが高いだけでなく、コンサルタント料がべらぼうに高いのである。それは素人目から見てもクレイジーなほどである。

サービスの提供側の論理で行くと、高く売れる技術を身ノ付けて、自分を高く売るというのは正しい選択だろう。しかし、顧客側からすると、色々な疑問が残る。本当にそれだけの価値があることなのかどうか。

サプライチェーンの課題の一環で、私と友人は、オーストラリアの一企業を選んでケーススタディをしたことがあった。もちろんERPソフトのユーザーである。それでわかったことは、現実は本当におそまつなものだ、ということだった。某製造業で、原材料の調達から顧客側に商品を納品するところまでのバリューチェーンを描き、その中の無駄を顕在化させようと思ったのだが、出てくる出てくる問題点の数々。ERPソフトのコンサルタントたちは、何をやってたんだ、と憤慨したくなることばかり。高いソフトを導入したにもかかわらず、全く使えていなかった。(そこで私は、オーストラリアでは、その製造業においてコンペティションが無いからなのかと思ってしまった。要するに現場に、シェアを奪われるのではという危機感がゼロであった。)

そこで感じたのは、

-ERPソフトウェアについての技術的な理解が不足している

- 実際の業務知識に通じたコンサルタントが居ないために、表面的な導入だけに留まっていて、抜本的なビジネスプロセスの改善に全くタッチしていない

- 現場にERPソフトウェアを使うことについての理解(目的、目標)が徹底されていない

ということだった。

だから私は有名なソフトを使って経営陣を安心させることよりも、実際の結果(ROI)を執拗なまでに求める意識改革の方が必要なんじゃないかと思ったのだ。だから私は、オープンソースを使って敷居を低くして、本来の目的を達成することに注力したいのである。
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