J. Janke氏からのメッセージ

最近のCompiereチャットルームにおける不満噴出に対して、彼がコメントを出しました。




ユーザーの不満というのは、新バージョンがダウンロードできない、HTML UIなどの新機能が次期バージョンでと伝えられていたが、そのステータスが全く見えてこない、質問を投げかけても全くリアクションがなし、Compiereはオープンソースを捨てたのか、ファンドがついて利潤追求ばかりに奔走しているのではないか、といった類のもの。それに対してJanke氏は、ここ半年ばかりの間に起こったCompiere内での良い意味での激震(資金投資を受け、事務所やデータセンターの移転、従業員が3倍にはねあがったこと等々)について触れ、それによってソフト自身のバージョンアップ作業が滞っていることを正直に語っています。しかしオープンソース製品であることは変らず、社内の体制が整い次第従来の対応に戻るということを約束しています。

個人的な感想を言えば、バージョンアップを焦る必要はなく、じっくりと今後の方向性を検討すべきだと思います。オープンソースビジネスアプリケーションベンダーのリーダーとして、未開拓分野で方向性を見究めて戦略を立てていかなければならない、それが世界中に存在するユーザーやパートナーに対する彼らの責任であると、思うわけです。オープンソースプロダクトである点からみても、どんどん世界中からコントリビューター(貢献者)が出て良いわけで、それを思いっきりベンダーに頼りきるというのは、従来のビジネスソフトベンダーと同じということに成りかねない。

12月初旬には、シリコンバレーでコントリビューター会議が開催される様です。かなり興味アリです。
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