Take it easy!

特に狙ったわけではないのであるが、現在住んでいるところは、14年前に住んでいたところから200メートルも離れていないところなのであーる。完全にジモティ気分なのである。

ソウルには「グローバルビレッジ」なるものが存在しており、その名称で言うと、「米国人村」に近いところに住んでいるので外国人率はまぁ多いわな。ちなみに、私の住むアパートは外国人ばかり。階下にはドイツ人とスウェーデン人、今月末には隣にドイツ人ファミリーが越してくるらしい。グローバルビレッジとして指定はされていないが、やったらとドイツ人が多いエリアである。

グローバル村の中には「フランス人村」もあり、不動産会社のお姉ちゃん達は、「フランス人のご婦人達はフランス人村から一歩も出ず、フランス人学校に子供を送り、フランス料理だけを食べて、フランス語しか話さず、そして彼女たちは韓国語どころか英語もしゃべらないのよーっ」と、少し非難めいた口調で話していた。ついでに日本女性については「愛嬌があって、可愛い子が多い。あ、それからマスカラの使い方がめっちゃ上手!」とマスカラなんぞつけていない私に教えてくれた。私は日本人女性の代表ではない、のだろう、たぶん。

先日、英語を話すフランス人と話す機会があり、彼女はアメリカから引っ越してきたということで、子供をインターの幼稚園に入れる必要があり、そのフランス人村ではなく、我が家に近いところに住んでいる。話が韓国料理に及ぶと、それまで温和に話していた上品な彼女の口元がぐぇーっと曲がったのを見て、少し理解できたことがある。フランス人だけではなく、外国人たちが固まって暮らすというのも、理解できるなと思ったのである。アメリカでの生活経験があり英語も話せるフランス人でさえ、韓国の食べ物は受け付けず、子供の教育のためとは言えフランス人村から離れている彼女の苦労を想像すると、これまたアジア人で韓国料理を手放しで喜ぶ私たちとは違う不便さがあるのは事実。固まって生活するのも言わば生活の知恵であり、一生住むわけでもない異国であえてチャレンジばかりのストレスフルな生活を自らに強いる必要もないよな、と思ったりもした。

私が通う近所の小さなヨガ教室は、実は韓国語と英語のバイリンガルのインストラクション付きで(先生、英語めっちゃ上手)、私も自分で「韓国語オンリーのテコンドーでも習ってみろよ」と弱気な自分をなじりつつ、そういう環境に感謝もしている。この歳になると、チャレンジだけが全てではなくって、残された時間を少しでも「今を生きる」風に生きてみたい、なんちゅーことも思っちゃうのである。

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