男にも色々なタイプが居るもんで…

実父の三回忌もとっくに過ぎて、近所のクラゼバーガーで男の子3人とダンナの5人でポテトを頬張っていた時だった。

その前夜に見た夢のことを思い出して、何となく寂しい気持ちがしていた私は、たまらなくなって、その夢の内容をダンナに話していた時だった。

ある日のこと、何故か私がベッドから起き上がると、隣には母がまだ寝ていて、あれ、パパさんは居ないの?パパさんは病院に行っているんだったっけ…..と一所懸命、現在の自分の置かれている状況を思い出そうとして、決定的なことを思い出してしまう、という夢だ。

パパさん、死んじゃったんだ。

正直、父が亡くなったという事実を本当に理解したのは、この時が初めてかもしれなかった。空想の中の父は、声も鮮明で、しょーもない冗談も連発する。私の想像力は優秀で、新しい難問に突き当たろうとも、新たな父からのメッセージを即座に作り上げ、鮮明な肉声で語りかけてくれる。自由自在。私はいつでも父と会話できる、と思っていた。それまでは。

それが私の勝手な想像で、本当の父には二度と会えないし、もう話も出来ないのだ、父との関係においては、既に絶望的な状況に置かれていることを、初めて悟った私は、思わず狼狽し、涙をほろりとこぼしてしまった。

ダンナは、「オレもまだ、泣けてないからな。いや、泣いちゃいけない気もするし。考えないようにはしてるよな」と言った。彼も、自分の父親のことについて冷静に考えると気が狂ってボロボロになっちゃいそうなのを自覚している。人間には自分を傷つけないようにという防衛本能がある。ホントに有り難い能力である。

こんな私の状況を見て、心優しい長男は、言葉に詰まり目頭を押さえた。もっと優しい次男は、私を元気づけようと、おどけてみせてくれた。そしてもっともっと優しい9歳の三男は、私の手をとり、こう言った。

ママちゃん、おじいちゃんはね、ママちゃんのすぐそば、そこにいるよ、そばにいて、今でもずっと愛していると言っているよ。だから泣かないで。心配しないで。大丈夫だから。

もっと泣かしてどうするーっ(笑)。

こんなことを思い出したのは、昨日ひいたオラクルカードが、父のカードだったからだ。亡くなった男性が、あなたのことを愛していると言っていますよ、というカードだった。まったく我が家の男どもは、女を泣かす天才揃いで困るわねーっ。

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